8.20広島八木災害報告(第166報)
2020.05.21
8.20広島八木災害報告(第166報)
新型コロナウィルスの日本での流行は、皆さんの努力で下火になりかけております。しかし、世界的にはまだまだ流行がやまない様子です。
当広島地方はこの一週間、新たな患者さんは出ません。しかし、全国的には大都会を中心に新しい患者さんが発生しているということがとても心配です。
日本での新型コロナウィルスの根絶は、世界的な根絶と並行して行われなければならないのでしょう。
今回の新型コロナの日本の対応は間違ってなかったと思いますが、社会的・経済的影響は甚大なものがありました。この被害を回復させるためにはかなりの時間とお金がかかることでしょう。
医療提供側から見れば、新型コロナはまだ未知の病気です。どのような治療が良いのか、どうして予防したら良いのか、しっかりした見解はでておりません。病院も診療所も新型コロナウィルスを警戒するあまり、緊急の手術やその他の病気の治療が滞ってしまったり、患者さんに我慢をしてもらうことになっています。
早く正常の社会生活ができるようにするためには、どのような方法が一番良いのか、みんなで真剣に考える必要があります。
2020.05.21.10時
桑原医院 桑原正彦
桑原医院 桑原正彦