医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第154報）

　朝晩寒くなり、風邪をひいて受診される方も増えてきました。今年は例年と比較してインフルエンザに関心が深く、予防接種をする方が多い感じがします。今年のインフルエンザの流行は、当地区ではまだまばらですが、うまく予防接種の効果が出てくれればと期待しております。

　11月24日、私の実母の13回忌と弟の75回忌を自宅で行いました。遠方からも孫や曾孫が集まってきて、大変にぎやかな法事というか懇親会になりました。

　11月も終わりの週は、私が校医をしている小学校の来年の就学予定児に対する健康診断を行っています。毎年少しずつ、就学児数は減ってきていますが来年4月には元気な子ども達が、小学校に入ってくることを楽しみにしています。しかし、一方で発達障害を抱えた子どもたちの相談が増えて、4月からの就学についての保護者の悩みが浮き上がってきています。

　11月27日、当院で〝丸山ワクチン″講演会を開催しました。講師は、岡田浩佑先生（元広島大学医学部保健学科教授） 「がんと丸山ワクチン―丸山ワクチンは効くのか」でした。
十数人の関係者が熱心に聴講して勉強をしました。

　11月30日、当桑原医院の忘年会をしました。今年も、暮れようとしますが、桑原医院は職員の皆さんの努力で、地域医療に貢献していると自負しています。

　12月1日「第37回安佐医学会」がありました。私の演題は〝「日本医學史」（富士川游著）に見られる前野良澤の自画像について″でした。前野良澤が活躍した、松平定信の寛政の改革の時代のオランダ医学の研究者たちの苦しみをまとめてみました。