小児科・内科 桑原医院

広島市安佐南区の小児科・内科 地域のホームドクター「桑原医院」

医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告(第116報)

2018.03.22
8.20広島八木災害報告(第116報)

 先週末に、1人暮らしの女性が亡くなりました。こたつに座ったままの姿勢で息絶えているのを近所の人が見つけて、警察に連絡しました。88歳でした。とても元気な方で、毎日農作業に働いておられました。彼女のお宅は、三年前の8.20災害で半壊しました。災害後、元気に畑の復旧や自宅の修繕をされておられました。最近、土砂災害の再発予防のための16メートル幅の道路を建設する話が持ち上がっています。その為の、用地買収や立ち退きが、該当する土地では行われています。彼女の家も、それに引っかかっていました。近所の人との交流が途絶え、先祖代々の土地を取られ、先祖の墓の移転、自宅の一部の取り壊しなど1人で悩んでおられたのでしょう。彼女も、8.20災害の被災者の一人です。ご冥福を祈ります。

 3月10日、上京して、日本小児科医会日本小児科医医師連盟の会合に出席しました。

 3月11日、厚労科研の#8000(小児救急医療電話相談)の会議が夕刻あり、その後、帰広したので、午前0時近くになりました。

 3月13日、安佐医師会の40年来の仕事である、安佐コホートスタディーの見直しと、将来計画についての会合をもちました。これまでのいきさつもあり、厳しい判断を求められます。

 3月15日、広島県立図書館に行って、神戸大学から取り寄せた「新撰妙好人」上巻を読ませていただきました。富士川游先生の著書でなかなか手に入らない書物です。

 3月18日、紙屋町クレドのちゅーピー講座「歎異抄を読む」に久しぶりに出席しました。なかなか、時間が取れないので困ります。

 3月20日、NPO法人「ピピオ」の理事会に久しぶりに出席しました。ピピオが男の子を収容する施設「はばたけ荘」を再開しました。

2018.03.22. 10時
桑原医院 桑原正彦


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