小児科・内科 桑原医院

広島市安佐南区の小児科・内科 地域のホームドクター「桑原医院」

医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告(第15報)

2014.12.11
8.20広島八木災害報告(第15報)
桑原医院 院長 桑原正彦

 ここ2、3日、冷たい雨がしとしとと降っております。
 先日12月7日に小生の住んでいる部落の被災して亡くなられた方の慰霊祭がありました。当部落(上楽地部落)の約200名で構成されていますが、そのうち土砂災害で亡くなった方は12名、そして小生の自宅の裏で亡くなった方は7名でした。亡くなった方のご氏名を刻んだ慰霊碑を作って、その除幕式も兼ねて黙祷いたしました。これからこんな大きな災害が起きないようにと祈りました。
 12月10日、市行政から当地区の住民に対して次の土砂災害予防対策の説明がありました。砂防ネットと砂防ダムを作ることが主な対策です。さらに早期警報システムを構築することの必要性が話題になりました。
 しかし、大切なことは、今後、この山(阿武山)の出水のコントロールをいかにすべきかということが中心でありますが、それぞれの住民の利害があって、その決定にはかなりの困難が予想されます。
 インフルエンザA型が、近辺の小学校や目の前の梅林小学校でも発生しました。今後避難生活をしている人たちも含めて子どもたちのインフルエンザ予防対策をしっかり行う必要があります。

2014.12.11 午前11時
桑原医院 桑原正彦

第15報のPDFは、こちらから