医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第206報）

　2月になりました。

　春の初めを思わせる暖かい日が続きます。

　広島市の、コロナの新患の数が毎日1000人を超えています。近所の小学校も休校があったり、学級閉鎖があったり、家庭も職場もコロナ対策で大変です。オミクロン株の新型コロナといわれていますが、昨年と比較して、一月がこんなに大変な月だったのは初めてです。

　幸い、症状としては、高熱以外の重症患者は少ないので、1回の診察で終わることが多いのですが、感染予防の対応はなかなか完全には出来なくて、家族内感染がほとんどのケースです。

　行政は、保健センターを中心として、3回目のコロナ対応ワクチンを実施する準備をしていますが、未だに実施している医療機関が少ないのが実情です。やっと集団接種の情報が入ってきました。また実施医療機関へのワクチンの配布予定ができあがりました。早く3回目のワクチンを皆さんが受けられるようにしなければなりません。

　ただ、コロナの診療をしていると、かなりの方が2回目のワクチンが済んだ患者さんです。本当に、ワクチンが効果があるのかと疑いたくなるほどです。しかし、肺炎などの重症化している方は少ないので、ワクチンの効果が出ていると考えてよいのでしょう。

　3回目のワクチンを是非受けてください。