小児科・内科 桑原医院

広島市安佐南区の小児科・内科 地域のホームドクター「桑原医院」

医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告(第176報)

2020.10.22
8.20広島八木災害報告(第176報)

 今朝は早朝から、秋の冷たい雨が降っています。ここ数日、空気が乾燥気味でしたので、よい〝お湿り″となりました。少し肌寒い感じがします。

 10月2日、文教幼稚園の入園児健康診断をしました。子どもたちみんな元気な良い子です。来年からこの園で楽しく生活するでしょう。

 10月4日、日本小児科医会主催の「成育基本法のその後」をテーマにweb講演会がありました。成育基本法は昨年施行されたのですが、地域への広がりは、未だはっきりとは見えていません。今後の進展に期待します。

 10月9日、日本医師会認定産業医の講習会があり、出席しました。産業保健の分野では、過重労働、それに伴う精神的な病気の対応が、産業医の仕事として大変大切だという話を聞きました。

 10月11日、「チャイルドライン広島」の相談員向けの講習会があり、2時間の話をしてきました。今年は何といっても「新型コロナ」のことが中心になりました。電話の相談も多いようです。手洗い、うがい、3蜜を避けることを中心に勉強していただきました。「チャイルドライン広島」は、育児に困った保護者達や親との葛藤を持つ子どもたちの捌け口となる電話の相談事業です。相談員の皆さんは、しっかりと会話をして頂いて、子ども達や悩んでいるお母さん方の苦しみを解いてくれています。コロナ時代においても、貴重な社会的なツールだと思います。

 10月13日、10月16日には近くの小学校の内科健診がありました。本来、6月までにしなければいけない健診ですが、新型コロナ騒動で伸びたものです。子ども達はみんな元気で、やっています。

 10月20日、広島県弁護士会が運営をする「ピピオ」の理事会がありました。
 現在、「ピピオ広島」の入所者は、男子寮、女子寮共に1、2名で少ないのですが、家庭や社会的支援から見放された子ども達の応援をするためには、大変な努力が必要です。いつでも受け入れることが出来る体制を整えていなければなりません。「ピピオ広島」は、今年でちょうど、設立10年になります。社会的に重要な仕事ですので、これまで以上に努力していただければと希望します。

2020.10.22.11時
桑原医院 桑原正彦


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