医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第143報）

　今日、広島地方は、昨晩からの雨で梅雨らしい天候に恵まれ、農家の人たちは大変喜んでおられます。しかし、今年の梅雨は全般的に雨が少なく、お陰様で5年前の〝8.20災害″の土砂災害予防工事は順調に進んでおります。既に私の後ろの工事は終了して、下から見ると、鉄筋4階建てくらいのビルが阿武山の中腹にできている異様な風景です。

　7月7日、中国四国厚生局の集団指導が市内でありました。診療所や病院の、医療保険の基本的な知識を改めて教えて頂きました。

　7月9日、安佐医師会の可部夜間急患センターの当番に当たり、診療が終わって、午後7時半から11時まで勤務しました。患者さんは少ないのですが、ダニに咬まれた人、化学の実験で指を痛めてリンパ節炎を起こした高校生、急な熱で昼間医療機関にかかれない働く青年、何か心の病を持っている若い女性など、夜間急患センターは社会の縮図を見る感じがします。

　7月11日、市内で富士川游先生の宗教に関わる部分のまとめを出版しようとする集まりをしました。龍谷大学の田口教授、広島大学仏教青年会の松田先生との意見交換でした。その日の夕刻、広島医史学研究会の役員会があり、本研究会と広島県医師会との関係を議論しました。広島医史学研究会は富士川游先生がはじめられた芸備医学の流れを汲んでいます。一方、広島県医師会は、芸備医学会を継承して広島医学会を運営しております。両者の要は広島県医師会にあると考えています。

　7月13日、参議院選挙の折り返し時期になり、町が騒々しくなりました。日本医師会推薦の羽生田たかし現参議院議員が来広され、講演をされました。参会者は多くなかったのですが、医師会唯一の推薦候補なので、高位当選を期待しています。