小児科・内科 桑原医院

広島市安佐南区の小児科・内科 地域のホームドクター「桑原医院」

医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告(第114報)

2018.03.01
8.20広島八木災害報告(第114報)

 1月中旬から2月にかけて公的・私的に多忙のため、報告が遅れましたことをお詫びいたします。

 1月24日、最愛の従兄である日域昭麿氏(歯科医師)が94歳で亡くなりました。幼少のころから、親しくして頂いていたので残念です。

 1月29日、広島県医師会が編纂した「特別支援学校における指導医、学校医のためのマニュアル」の検討委員会があり、2月10日にその記念講演会も開催されました。今後、このマニュアルに沿って、普通学校の支援学級をはじめとして、特別支援教育をする学校の校医さんたちの有益な指標になっていくでしょう。

 2月4日、日本小児科医会主催の「子どもの心相談医・カウンセリング講習」が下関市で開催され、息子の桑原健太郎(広島市民病院勤務医)と一緒に研修しました。

 2月6日、私が校医をしている、広島市立梅林小学校の保健委員会がありました。一年間の子供たちの生活を聞かせていただきました。

 2月15日、第96回「医療と倫理を考える会・広島」を、市内の広仁会館で開催しました。当日の講師は、元本会の世話人である病理学の井内康輝名誉教授でした。遠隔医療を中心に将来を見据えた蘊蓄のあるご講演でした。

 2月17日、元安佐医師会の代議員会議長である檜井秀夫先生のお通夜がありました。私の一級上の先輩で、日本大学医学部卒業です。当時の関東地区医歯薬バレーボールリーグで優勝を争った仲でした。当時私は日本医科大学の学生でした。

 2月18日、富士川游先生の推薦される〝妙好人13人″の検索をするために、市内にある広島県立図書館に、朝から籠っていました。13人の方々は、素晴らしい信念と人生体験を重ねておられることがわかりました。熟読しながら、何かの機会にまとめてみたいと思います。

 2月22日、恒例の「医の先哲の書」輪読会を開催しました。講師の狩野充徳広大名誉教授(中国文学)の名講義にいつもなから、90分がすぐ過ぎてしまいます。

 2月23日、安佐医師会の研究倫理審査委員会が開催されました。本会の委員長は互選により、河野修興広島都市学園大学の学長がなられました。40年来続けている安佐コホートスタディの今後の研究事業について評価・指導をうけました。日本の国の個人情報保護法の改定もあって、人を対象とする健康調査は大変厳しい制約を受けることになります。

 2月27日、19時~23時まで、安佐医師会が市の委託運営をしている可部夜間急患センターに執務しました。当日は6人の患者さんが来院されましたが、インフルエンザは一人もいなくて、次の日には受診していただくようなかなり重症の患者さんが多くいました。

 2月28日、安佐医師会の学童血液追跡調査委員会を開催しました。小学6年生の5年ぶりの定期健診をするための会合です。未だ、未確定の部分が多く、打ち合わせ程度で終わりましたが、今後の安佐コホートスタディの将来構想について真剣に議論をしました。

2018.03.01.9時
桑原医院 桑原正彦


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