8.20広島八木災害報告(第85報)
2017.02.16
8.20広島八木災害報告(第85報)
庭の紅梅が、紅色の花弁を開きました。やっと咲いてくれた、との思いです。昨日から、小春日和が続いて、昼間はしのぎやすい気候です。
昨日のNHKニュースで、「広島県の土砂災害警戒区域は推計約5万箇所で、全国で最も多い。」という報道でした。今後、土砂災害の対策が講じられると思いますが、できるだけ早い対応を希望します。
2月11日、日本周産期・新生児医学会の第35回周産期学シンポジウムが大阪で開かれました。最近、遺伝子の解析技術が進歩して、赤ちゃんの遺伝子異常を見つけることができるようになりました。遺伝子の異常による病気が、その赤ちゃんの一生を左右する重大な病気になる可能性が高くなります。そのための、生命倫理についての議論が交わされました。現在広島県でも、胎児診断についての遺伝カウンセリングができるようになりました。赤ちゃんの一生を左右する大切な問題ですので、慎重に対応する必要があります。
2月13日、高杉敬久氏の受賞祝賀パーティーが呉市内でありました。彼は、広島県の介護保険制度の基礎を作った人です。また、日本医師会では、国の医療の危機管理の制度化に努力した人です。
2017.02.16 午前11時
桑原医院 桑原正彦
桑原医院 桑原正彦