医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第64報）

　4月14日、深夜突然のNHKニュースが始まりました。熊本県でマグニチュード6.4という大きな地震が発生したという報道です。4月16日、更に熊本県と大分県を中心として、マグニチュード7.3という地震があり、広島でも震度4という報道でした。次第に、被害状況が明らかになるにしたがって、〝8.20広島災害″で被災した私たちにとって、今までの災害とは違った感じを覚えました。支援の手は、いろいろな方面から伸びているようですが、何しろ、広島の時と違って、災害の規模が大きいこと、避難者が多いこと、大変な災害だと察せられます。現在までに、小さな地震も含めて700回以上続いていると報道されています。水や電気がストップして、現地の患者さんたちや入院患者さんたちも治療ができなくなっており、近県の病院へ転院されているといわれています。まだ、終わりが見えない災害ですので、どのような支援をしてよいのか、私たちも困惑をしております。
　被災者の皆さんが早く普通の生活に戻れるよう、ただただ願うばかりです。
　日本は、断層の上の島国です、火山列島の島です。これからも災害が起きることは十分に想像できます。そのための備えが、あまりにも貧弱だったと思います。これを契機に地震の国日本を守るために、各界が努力をする必要があります。