医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第49報）

　11月20～21日、「日本子ども虐待防止学会」が新潟であり、出席をして座長を務めました。その中の演題に、〝中国の教師の児童虐待事情″についての演題がありました。一人っ子政策である中国の保育園、幼稚園の教師も苦労しておられる状況がわかりました。
　11月22日、広島県助産婦会が独自の助産院「たから助産院」を安佐南区中筋に開業し、その開所式に出席しました。産前・産後ケアの必要な周産期のお母さん方の強い味方になることでしょう。
　11月23日、広島大学仏教青年会による、公開講演会が開催されました。場所は、東広島市の広大キャンバスの近隣にある、広大仏教青年会館でした。私は、〝富士川游先生の世界―医学史、生命倫理、そして宗教″についてお話しさせて頂きました。富士川游先生の医学・医療は宗教が根底になければ成り立たない、というお考えを皆さんにお話をしました。被災地の多くの人たちは、浄土真宗です。年末にかけて〝報恩講″が始まっています。地元のお寺（浄楽寺）さんが各家を訪問して、被災でギセイになった方の供養をしておられます。