医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第45報）

　9月29日、東京から仏教青年会の神　仁さんがおいでになりました。用件は、被災者の子ども達に宮島で開催する「子どもキャンプ」に参加の要請をするためでした。前も、子ども達に投げかけた話でしたが、なかなか時間が合わなくて参加できなかったようです。今回のご提案を地元の子供会に再度提案することになりました。折角の善意ですので、多くの子ども達に参加してもらいたいと思います。
　子ども達が自分の悩みを相談できる無料相談電話「チャイルドライン」が、東北大震災の際の相談内容のまとめを発刊されました。神さんにいただきました。その内容は、東北3県の避難所で生活する子ども達の苦悩が鮮明に描かれておりました。過酷な避難所の生活、普段と違う人間関係、遊び場のない環境などの訴えが電話相談の中に入ってきます。
　「広島チャイルドライン」でも、被災直後から8.20災害専用電話を増設して、子ども達の悩みを聞いております。その内容についてはまた後日報告しますが、広島県小児科医会は、電話料として1年分相当の寄付をすることにいたしました。
　秋になって、果実も実り、
　紅葉が始まる時期になりましたが、阿武山の土砂崩れの傷跡は、そのまま赤茶けた土の色です。ところどころに、再発予防のブロックを設置する工事が始まっております。