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8.20広島八木災害報告（第36報）

　6月28日日曜日、梅林小学校体育館で、広島県と広島市の主催による「土砂災害再発防止計画」が発表されました。被災地の山腹に16ｍの道路を新設し、その下を雨水の排水溝を設置する計画です。さらに、それぞれのなだれの起きた谷には砂防ブロックを敷設するということです。その為の工事用道路の建設と、民間の土地の買収計画のための協力を要請するための会でした。
　いろいろな質問が出ましたが、計画の完成は5年先になります。用地買収には応じるとしても、災害で地価の下がったままで、保証金を貰うことについて、地権者からの苦情が相次ぎました。
　一方、この4.5日の梅雨雨のために、私有地の水路は土砂が堆積して使えなくなり、溢れてしまいます。ボランティアの皆さんが溜まった土砂を取り除いてくれます。こんな状態で、9月の台風時期を無事過ごすことができるのでしょうか？大変に不安です。