小児科・内科 桑原医院

広島市安佐南区の小児科・内科 地域のホームドクター「桑原医院」

医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告(第33報)

2015.05.28
8.20広島八木災害報告(第33報)

 暑くなりました。昨日は日中の気温が30℃を超えていました。夜間も蒸し暑い日があり、窓を開けて寝る人も多くなりました。遠くから被災地の里山を見ると、夕食時には食堂のあかりが灯って一家だんらんの様子がうかがわれ、〝被災地も少し元気になってきたな″と感じさせられます。
 被災地の砂防ダムと被災用の16m林道を建設するための工事が始まったようです。そこに入るための可部線の踏切の拡張を始めています。
 被災時の翌日からPTSDにかかっていた17歳の男の子は、現在も児童精神科医に受診しながら週1くらいの登校生活を送っています。最近は、学校側も出席日数のことをいわなくなりました。早く回復して通常の生活ができるようになればよいと思います。
 昨日は被災地の住民にインフルエンザB型が出ました。この暑い時期ですから流行にはならないと思いますが、心配です。

2015.05.28 午前11時
桑原医院 桑原正彦

第33報のPDFは、こちらから