医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第26報）

　3月11日午後から、東京の仏教青年会の神さんがおいでになり、地元の梅林小学校区子ども会、八木小学校区子ども会の代表者との打ち合わせ会がありました。宮島のお寺で、被災者の子供たちを中心とした寺子屋教室を夏に開催しようとする計画です。スタッフのボランティアの女子大生も参加しました。しかし、結論は延期することになりました。その理由は、子ども達側と、ボランティア側との思惑の違いであろうと推測されます。
　ボランティア事業については、受ける側と提供する側の合意があり、立派な成果が出ることが唯一の条件となります。今回の計画は、少しその点にズレがあったように思います。また、次回の調整を待ち、本企画が成功することを期待します。　

　8.20災害以来、９ヶ月が過ぎました。3月27日、広島県小児科医会（小生が会長）の理事会がありました。その席で全国から集まった小児科の先生方からいただいた義援金の報告がありました。なんと、500万円近くの大金を頂いております。折角の義援金ですので有効に使わせていただきたいと思います。今後役員会で、その使い道について協議したいと思います。ありがとうございました。
　春になりました。桜は満開です。災害の起きた場所にはたくさんの桜の木があったのですが、今年は見ることができません。例年ならお弁当をもって花見に行くところでした。残念です。