医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第13報）

　あの忌まわしい「8.20災害」から丁度3か月たちました。
　本日の「中国新聞被災地の50人調査」によれば、生活再建への不安について7人が「強くなった」と回答しています。
　「不安は変わらない」と答えた人は18人です。「不安の中に災害の影響による心身の不調がある」と答えた人は全体の3割を超える16人でした。「雨の降る日は眠れない」「亡くなった人をなぜ助けられなかったのかと悩む」などの感想や「睡眠薬を飲まずに寝ると災害当日の夢を見て眠れない」「出かけていても天気が悪くなると心配で落ち着かなくなる」とういう結果が発表されました。
　今後これらのトラウマを抱えた被災者に対して医療的支援や行政的、社会的支援が必要です。