医院からのお知らせ

8.20広島八木災害報告（第8報）

　朝晩めっきり寒くなりました。避難者の生活も夏から急に冬に変わってきました。インフルエンザはA型がほとんどですがB型も混在して散発しています。
　先日の台風１８号の大風と大雨の時は災害地域は避難命令が出ましたけれど大過なく過ぎていきました。
　私の自宅の周囲の瓦礫はまだ取り除くことができません。連日警察隊が遭難者の体の一部と遺品を捜しています。
　しかし自宅の１階2階の窓はやっと仮の修理ができました。床上の土砂や泥をかぶったピアノやステレオはボランティアさんのご好意で綺麗になりました。これからはボランティアさんの力の及ばない窓枠の破損とか床の壊れとか電気系統の修理とか上下水道の回復とか多くの生活のための課題を解決しなければなりません。
　今診療所は患者さんの少ない時期ですが、インフルエンザと水痘の予防接種が始まりました。これから忙しい時期を迎えることでしょう。
　ボツボツ、11月になったら私も公的な仕事に戻る予定です。今後ともご支援をよろしくお願いいたします。